母の裏切り2~不妊症になった理由~ [母の裏切り]

【母の裏切り1】 の続き。
(長文)


母の不倫は続く。

その取引業者の年下の営業クンとは
10年以上、続いた。

父の小さな小さな自営業。
平成5年頃、
そこにまた新たに出入りすることになった業者のDさんに
目移りした母は、年下の営業クンが邪魔になり、
その営業クンの会社に電話を入れて
「彼は仕事でミスしたので他の営業マンにかえてちょうだい!」
と嘘をついて、関係を切ったのです。かわいそうだった。。。

新しい不倫相手のDは、見た目は身長160cm、少々痩せ気味。
人当たりがよく、マメな性格。人を褒めるのが上手。
見た目は普通だけど、性格はホストのような人。
しかし、本当はとんでもないヤツだったのです。


私が不妊症になったのも、

母とDの起こした事件のせいでした。



Dは、平成7年頃
経理を担当している母にこっそりと
「仕事で手形が不渡りになったからお金を貸してもらいたい。
借用書を書くから安心して大丈夫だから」
とお願いしてきたのです。
母は好きな人にはなんでもするタイプ。
母は、父にも私達にも内緒で借用書を交わし1000万円を貸付た。
それをきっかけにその後も何度も何度も貸してしまっていた母。
そのせいでうちには生活費でさえギリギリの状態でしたが
父には「あなたの働きが悪いから赤字なのよ」と嘘を言って
父を追い詰めた。
無知で小心者でおとなしい性格の父は、
文句も言わず、さらに無休で365日朝から晩まで
家族を養うために必死で働いたのです。
母はDに貸すお金がなくなると、友人や親戚などの家をまわり、
「主人が体を壊して仕事がうまくいかないから貸してほしい。
でも主人にバレてまた倒れられたら困るから
主人には内緒にしておいてほしい」と嘘を言って数百万円単位で
借金をして、それをまたすぐDに渡していた。
平成18年に私と妹が「何かがおかしい!」と察して調べ上げると
母がDに、
うちのお金・友人や親戚から借金した分・消費者金融等・あわせて
合計1億5000万円以上貸してしまっていたのです。
それを知った父は、血の気が引き、
腰が抜けるように崩れこんでしまいました。
母は、謝罪の言葉どころか、
「返してくれるって言ってたわよ!」と逆ギレ。

返済期日が何年も過ぎた借用書が、母の車のトランク内の補助タイヤが
収納されているスペースから何枚も出てきた。

返すからと言って、誤魔化されてきたのでしょう。
母はDを信じているから騙されているとは思っていない。

私は泣きながら
『どんな事があっても家族を守ってくれているものだと思っていたよ。
私を産んでくれたお母さんをずっと疑いも無く信じてきたよ。
私たちより不倫相手のほうが大事なんだね。
Dは詐欺師だよ!』
と言ったら、
母は突然鬼のような顔に変わり、私に憎しみを持って
これ以上にないほどの力で殴りかかってきました。

…私がDの悪口を言ったから…。

私は奥歯が折れて血がたくさん出ました。
痛みもわからないくらいに
悲しくて悔しくて信じられなかった。

もう、この人は味方ではなく敵なんだ、と気付きました。

まさか、まさか、母親に裏切られるなんて思ってなかった。

その日の夜は、実家に泊まり、1階の部屋に布団をひいて
寝ることにしたけど寝つけなくて、目だけ開けてました。
すると夜中に母が2階から起きてきて、
窓際にある父のバックの前に立つ母。
ゆっくりとバックをあけて、父の財布を探す。
財布が入ってないことがわかり、そのままボトッとバックを
手から放した。
次にハンガーに掛かっている父のズボンのポケットに
ゆっくりと手を入れた。
月明かりに照らされていて一部始終をこの目でみました。
怖くて怖くて、薄目を開けて、寝たふりをしてしまった私。
そのうち夜中に寝ている私を包丁で殺すのではないかと
恐怖に怯えました。

変わり果てた母。
いや、ずいぶん前から変わっていたのかもしれないけど
心から信じていたから気付けなかった。

うちに1億5000万円もあるはずない。
そのうちの7000万円は友人や親戚に返済しなければいけない。
残りのうちの横領された分の8000万円は泣き寝入りするしかない。
うちには7000万円なんてあるはずがない。
だけど土地がある。
父はおじいちゃんから相続した土地を売り、
そして住んでいる家を売って借金の返済に充てることになった。
ご先祖様から預かった土地を手放すのは
ほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

実家も、ご先祖様から預かった大切な土地も、
父が頑張って働いた貯金も、
私は守ってあげることができなかった。。。

なんて無力なんだろう。

父は、私が小さい頃から全く贅沢をしない人でした。

【俺はいいから、お前達がほしいものを買えばいい】
【俺がいつか死んだら、家族が困らないように、
 高い生命保険に入ってるんだ(^_^)死亡保険8000万円
 おりるからな♪】
【お前達が大きくなって結婚したら、どっちかにあの土地を
 あげて、どっちかにこの実家をあげるんだ♪】

そんな事を言っていた父に押し付けられた現実は、

貯金もスッカラカンにされていた。
父の生命保険を担保に借金をされていた。
その生命保険の毎月の支払いももう2年も滞っていた。
その生命保険は『無効』となってしまっていて
もちろん死亡保険も無くなってしまった。
母は、催告状や督促状も隠し持ち、
無効になっても知らん顔していた。
私の生命保険も同じようにやられていた。
だけど母の生命保険はしっかり滞りなく支払われていた。
父の税金も2年以上滞納されたままだった。
でも母の税金は滞りなく支払われていた。
母に預けていた私の約300万円の貯金通帳もカラッポにされていた。
妹も通帳100万円やられた。
妹は、結婚したため生命保険で借金は免れていた。
母が勝手にやってしまった借金の返済など
家や土地を売って返済するしかなかった。
足りないかもしれないけど
返せるだけ返すことにした。

同時に、すぐに安いアパート探し。
2週間以内で実家を出なければいけない。
実家内の家具や洋服やCDなど
リサイクルショップで売れるものは全部売る。
実家内の荷物の処分。
弁護士へ相談。

そんなこんなで走り回る毎日でした。

家を売ったお金で返済して、残ったお金80万円だけ。
幸い、父の小さな小さな職場だけは残りました。
仕事さえできれば生きていける。
と思っていた矢先に全財産の80万円を母が探し出したらしく
カラッポになっていた。。。
鬼だ…(ノ_・。)
離婚届に無理矢理サインをさせて離婚成立。
母を追い出した。

私の給料と妹の給料を合わせて
どうにか築40年のボロアパートを借りて、
父と私と室内犬で引越した。

貯金も全く無い状態で安い蕎麦や、見切り品の野菜などを買って
どうにか食いつなぎました。
2ヵ月後には父と私の給料でどうにか普通の生活が送れるように
なりました。

母に離婚届けにサインさせて追い出してからすぐ、
Dから嫌がらせの電話が時間関係なく頻繁に私の携帯に
かかってくるようになり、
「お前が別れさせたんだろ!お前みたいな女はクソだ!お前が出て行け!」
「どこに引っ越したか住所教えろ!教えないなら、そっち系の人を使って
そこを探し出してやるからな!」
などと脅してくるのでボロいアパートの1階で怯えてました。
警察に電話して事情を説明してアパート周辺を巡回してもらいました。

別れたことを知っているということは、母が出て行ったあとDと落ち合って
母が私の悪口を言ったからでしょう。

たった2週間で、私の体重は13kg激減していたのです。
このままでは死んじゃう。何か食べなきゃと思うけど
食べ物を受け付けない。水分でさえ受け付けなかった。
1日にコップ1杯の麦茶を飲むのが精一杯だったので
トイレも1日1回行けばいいほうでした。
オリモノが大量に出るようになり婦人科に行ったら、
「腟内は酸性に保って、他の細菌の侵入を阻止しています。
しかし、体力の低下でこの自浄作用が破綻したのでしょうね。
ホルモンのバランスも極端に崩れてますね。」
突然、筋腫ができ始め、今度は極端にオリモノが出なくなって
今では子宮頸管粘液不全となってしまいました。
それから薬をもらったりして1年くらいでどうにか正常に近い
状態になりましたが、粘液不全はもう治らないみたいです。

こうして私は不妊症になってしまいました。。。


そして今から1年前に母が自己破産の手続きをしたようです。
額はたぶん1000万円位だから簡単に自己破産と免責もできたのでしょう。
母は頭が悪いので「自己破産」「免責」ということも知らない人です。
なのになぜ母が自己破産という手を使って
借金をチャラにできることを知ったのか…。

母が自己破産する何ヶ月か前に、Dが自己破産の手続きを開始しています。



Dは総額2億5000万円の自己破産手続きをしました。
額が大きいこと、その用途がはっきりしないこと、などから
裁判が2回延期になり今に至ります。
延期になったのは、私が阻止しているから。。。

自己破産は止められないけど免責は絶対させない!
(免責…自己破産と同時にその借金は無かったことになるので
二度と返済を求めてはいけない。免責不許可にすれば、
自己破産はされても、「返してくれ」と言うことが出来る。
全額でなくとも少額でも返済義務が発生する)

そう思って、私は約2年、証拠集めや法律の勉強や無料弁護士相談や
Dが裁判所に提出した報告書からアラ捜ししたりしてきました。

延期になればDへの嫌がらせにもなる。
延期になった分、もっとアラ捜しや証拠を掴む時間が増える。
こうやって時間稼ぎしてきたわけですが、
もう裁判所もそろそろ本題に入ると思います。

判決がくだる時がきた。

それは6月後半。

意見などは6月中旬までの提出で考慮されます。
だからそれまでに良い切り札を用意しなければ
私は負けて(免責)しまう。

最近、いい証拠が見つかったので、それで裁判長が
納得してくれればもしかしたらうちは勝てるかもしれない。

勝っても、自己破産にはなるわけだけど
【免責不許可】にさえなれば、私はそれで納得します。

Dの2億5000万円のほんとの用途は
ヤクザに流れました。
母が出て行く前、母は自慢気に言ってました。
そういうことだから、
Dが裁判所に提出した自己破産の経緯を書いた「報告書」
にはヤクザに流したことは一切書かれておらず、
仕事がうまくいかなかったと書いてありました。
そんな嘘つきは免責させたくない。

免責したら、絶対また同じ事を繰り返し、
父のような無知で純粋な人が犠牲者に


2009-05-15 23:03  nice!(2) 
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